こんばんは。ヨーガ講師のたかです。
今日は苦しみから離れ、幸せになるためのレシピをお伝えいたします。
「苦しみの原因は、私たちの心の活動にある」
これは「ヨーガ・スートラ」という古代の教典に記されている教えです。
心の活動をコントロールして、手放していくのがヨーガ。幸せになるためにコントロールすべき心の活動は、この5つと言われています。
①智慧がつくる心
②煩悩がつくる心
③言葉がつくる心
④眠りがつくる心
⑤記憶がつくる心
①智慧の心をつかって、あと4つの心を手離す。そして最終的には、智慧の心も手放していきます
①智慧がつくる心
瞑想、ヨガの教典を読むことで得られる、智慧がつくる心です。
瞑想をすると、普段は浮かばないようなアイデアが浮かぶようになります。古代の聖者たちは、瞑想によって得られた直観を教典に記してくれました。
私たちは教典を読むことで、聖者たちの智慧を得られる。そして瞑想をすることで、私たちも直観を得ることが出来ます。
②煩悩がつくる心
私たちの心がつくる、愚かな思い込みのこと。思い込みは自分の可能性に蓋をして、自分の苦しみに繋がります。
私たちは勝手に思い込み、勝手に作ったルールによって苦しんでいます。自分に、他人に、社会に対して、思い込んでしまっているのです。
③言葉がつくる心
心は言葉で出来ています。
心の中で呟いている言葉「インナーワード」は一日3万語もつぶやいているそう。
皆さんがよく呟くインナーワードには、どんなものがありますか?
疲れた疲れたと言っていると、疲れた心が出来上がる。私には無理、できない、どうせ私なんてと言っていると、セルフイメージが下がって、どんどん自信がなくなる。
このように、言葉で心を作っているのです。
④眠りがつくる心
眠っているときの心も、コントロールしなければならない。これがヨーガ・スートラの教えです。
瞑想をしたり、屍のポーズ(シャバーサナ)をしていると、いびきをかいている自分に気づくことがあります。身体が眠っているのに、意識は眠っていないような不思議な感覚。
訓練すれば眠りの心も、コントロールできるようです。また眠りに落ちる直前に願望を唱えると潜在意識に願望がインプットされて叶うとも言われています。
⑤記憶がつくる心
生まれてからこれまでの体験は、全て心に記憶されています。
忘れている遠い過去の記憶も、潜在意識に記憶されている。望む望まないに関わらず、時に心の表面に浮かび上がってくる。これはトラウマと言われているものですね。
思い込みや囚われを生み出すので、苦しみの原因になります。
苦しみを生み出す心の活動をコントロールするには、智慧の心を使って、4つの心を手放していく。
瞑想したりヨガの教えを学んで、4つの心をコントロールするのです。
最後に智慧の心を手放して、最後は瞑想にすら捉われない心へ・・・。
そのためにも、まずは苦しみの原因となる4つの心を手放していきましょう!
YouTube動画ヨガでコントロールすべき5つの心 ヨーガスートラの解説 - YouTubeでは、より詳しく、5つの心についてご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
今日もお読みいただきありがとうございました!
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