ヨガ・シャラ たか の"幸せになるレシピ"

札幌のヨガ瞑想インストラクター細江たかゆきのブログ

幸せになれる言葉の使い方

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こんにちは!ヨーガ講師のたかです。

皆さんは、日本にヨガを広めた中村天風さんをご存知ですか?

松岡修造さんや大谷翔平選手などの有名アスリート、松下幸之助さんや稲盛和夫さんなどの有名実業家の方々も、著書や講演から教えを学ばれたそうです。

中村天風さんの著書「運命を拓く」
そこには幸せになるための、数々の実践方法が記されています。

そこに記された、今日からでも取り入れられる教え…それは「言葉の使い方」です。
結核を患っていた中村天風さんと、そのお師匠さんとの会話と思ってお読みください
※会話の内容はわかりやすくデフォルメしております。

師「毎朝わたしが調子はどう?と聞くと、いつも調子が悪いと言ってるね。そう言っている時、楽しい?」
中「楽しくないです。頭は痛いし、だるいし、熱はあるし、心地よくないです」
師「だから、そんな事を言っている時は楽しいの?」
中「病気だし、楽しくないです。辛いですよ」
師「君は自分の使っている言葉によって、自分の気持ちがダメになったり、逆に元気になったりする事実を知らないんだな」
中「?????」

師「神様から言葉を与えられたのは人間だけなんだよ。言葉をポジティブに、明るく、元気に使うと、良いことしか起きない。

逆に言葉をネガティブに、消極的に使うと、良いことは起きないんだよ。だから、調子が悪いと言っていると、楽しくなくて、元気が無くなっていくんだよ。もし、楽しいです、嬉しいです、元気です、ありがたいですと言っていたら、気持ちが昂るよね」

中「…具合が悪い時に、具合が悪いと言ってはダメなんですか?」
師「具合が悪い時に、具合が悪いと言って、病気が治るのか?」
中「治りはしませんけど、痛い時は痛い、具合が悪い時は悪いと言いますよ」
師「痛いことが悪いのではない。痛い時は痛い。その後の言葉が大事なんだよ」
中「どういうことですか?」
師「具合が悪いと言った時に、辛いとか、どんどん悪くなるんじゃないかと心配することがあるだろう。それが良くないんだよ。」
中「…。」

師「暑いとか寒いとか痛いとか、それは現実の話だから良いんだよ。でもその後に言葉を付け足すのはダメなんだよ。」
中「普通、人はそうじゃないんですか?」
師「暑いからやる気がでないな、ではなく、暑いからもっと元気になるな。そういう風に言えばいい。普通の人は、噂話をしたり、不平不満や文句を言ったりして、言葉を汚してるんだよ。言葉によって自分の人生も汚すし、他人のことも汚すんだ。それに気付いていないんだよ。」

言葉は、自分の人生に魔法をかけられるし、逆に、自分の人生に呪いをかけることもできます。
私たちは知らず知らずのうちに、自分自身に魔法をかけたり、呪いをかけたりしているのです。

これをうまく使わない手はありませんね!
幸せになれる言葉の使い方、ぜひ今日から実践していきましょう。

 

 

今日もお読みいただきありがとうございます!

YouTube動画では、中村天風さんとカリアッパ師の会話を紙芝居風にしてみました。

また松岡修造さんが毎日唱えている言葉もご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください!
聖者の教え 自分に魔法をかける!中村天風「運命を拓く」 - YouTube

 

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