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札幌のヨガ瞑想インストラクター細江たかゆきのブログ

スワミとヨギ

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 オレンジ色はどんなシチュエーションでも目立ちますね!

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スワミジの名は「ヨゲシャナンダ・サラスワティ」
スワミになる時に、親からもらった名前と苗字は捨て去り、スワミとしての新たな名前になるそうです。
サラスワティは苗字ではなく、「添え名」自分の属する僧団の名前です。
ちなみに、サラスワティの意味は「自然の英知」。
パスポートの名前に苗字が無いので、航空券を予約するのが大変だそうです。
スワミになると着ることができる服も生涯オレンジ色のみ。
オレンジ色は「放棄すること」の証。スワミは個人的なきずなや野心を放棄し、全人類に対する献身的な奉仕に身を捧げることを誓った人々。

 

僕の師匠が、「ヨガを志す人は、いつでも手元に置いておいて、何度も読み返してごらんなさい」とみんなに勧めていたパラマハンサ・ヨガナンダ著「あるヨギの自叙伝」。
僕の師匠がその本を引用して、よくお話ししてくれた「スワミとヨギの違い」を思い出します。


スワミは「清貧(所有物に対する無執着)と、純潔と、指導者に対する服従を誓う。」
「スワミはたいがい、脱俗者としての厳しい戒律に従った生活を送る。」

 

一方ヨギは「(ヨガ科学に基づく)科学的行法(伝統的な瞑想法)を行う者」「心と肉体を訓練して魂を解放する一定の段階的修行の道に従う」者。

 

僕の師匠はインドのスワミに憧れていたヨギ。現代の日本において、スワミのように世俗を放棄しつつ、ヨギとして生きた人。
しかし、師匠はよくおっしゃっていました。「僕らはスワミではない。ヨギとして生きましょう。」

 

スワミは現代社会においてとても尊い生き方だと思います。スワミとなるにはスワミとなるためのカルマ(過去の行い)が必須。
しかし、僕らは世俗の中での義務(Dharmaダルマ)を果たさなくてはならない。家族や友人などの人間関係や仕事を捨て去ることはできません。
なので、僕らが目指すのは「ヨギ」。世俗での義務を果たしながら、ヨガ科学に基づく行法を行う。
スワミもヨギも同じように尊い生き方です。
どちらも「本当の自分」「永遠の至福」に気づくための生き方。決して平坦なものではありません。

 

「スワミもヨギも、生きるって大変だなぁ。」と思う今日この頃。
今日も美味しくビールを飲んでいます!
「あるヨギの酒場放浪記」でも始めようかな…。

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