瞑想のやり方についてのお話し
「瞑想ってやってみたけど何か苦手。」とか、「瞑想ってつまんない。」と思っている人も多いのではないでしょうか?
そんな方にまずやっていただきたい瞑想法があります。
自分の好きなもののことばっかり考えるという瞑想
そんなの瞑想になるの?と思うかもしれませんが、なかなかあなどれませんよ。
ヨガの瞑想の定義は一点に集中するというものです。
意識がさまよわないように、余計なことを考えないようにする練習。
まずは、飽きないもの、好きなもののことだけを1日1回15分程度考えるという瞑想をしてみましょう。
大好きな人(芸能人でもいいです)や、大好きな場所(僕だったらバリ島!)など、夢中になれることなら何でもいいんです。
このことを考え出したら、他のことは全然気にならなくなる、というものが見つかったらしめたものですよ。他のことが浮かんできても、気にしないでくださいね。
人生から嫌なことやツライことがなくなることはきっとないでしょう。
だけど、どんなことが起きても、気にならない心はトレーニング(瞑想)によってつくることができます。
瞑想を習いたての男と師匠との会話
ヨガの経典にこんなお話があります。
「お師匠様、瞑想中全然集中できません!!」
「お前の好きな物は何じゃ?」
「小さな頃から、牛と戯れることが大好きでございます。」
「よし、それでは今日から牛のことを考え続ける瞑想をしなさい。」
それから3日間、その男は瞑想部屋に閉じこもったきりだったそうです。
心配になったお師匠様がその男を呼びに行くと。
「お師匠様、ツノがひっかかかって、こんな狭いドアから出ることができません!!」
好きなもののことをだけ考えるなんて、簡単でしょ!ワクワクするでしょ!
ぜひ、試してみてくださいね。